奈良の旅がシュワッときらめく、クラフトコーラづくり体験を

■江戸の街並みが残る奈良県今井町でコーラ作り 奈良県橿原市今井町。クラフトコーラ作り体験の舞台・端壮薬品工業が立つこの地は、約760戸のうち約500戸が伝統的建造物という“リアル映画村”。まるで江戸時代にタイムスリップしたような街を眺めるだけでも価値があり、ぜひ訪れてほしい場所です。 1905年の創業以来、風邪薬「おにみみ」を製造販売してきた端壮薬品工業の社屋も格子や瓦屋根が美しく、その伝統空間を眺めるのも体験のお楽しみの一つです。 ■子供も大人も白衣姿で薬剤師になった気分 レトロな店内では白衣に着替え、3種類から選んだコーラづくりをスタート。スパイスやハーブをゴリゴリと薬研で砕き、三温糖と水で煮て、ふるいで濾してと、薬剤師気分で楽しみます。 赤紫色の原液が完成したら、炭酸水で割り、いよいよ待ちに待った試飲タイム！レモンを添えた自作のコーラをゴクリと飲めば、爽快なスパイスの香りに「おいしい～」が止まりません。 「おに社長」のおにみみコーラ開発秘話の紙芝居や、ハーブ・スパイス講座も、体験を盛り上げます。 ■参加者全員に「おにみみコーラ」のお土産付き 「なぜ製薬会社がコーラを？」と思うかもしれませんが、元々コーラは薬剤師が開発した薬。コロナ禍で風邪薬の需要が激減した際、クラフトコーラ作りを思い立ち、「どうせ薬屋なら、冬は風邪予防、春は花粉症にいいコーラを作ろう」と企画したのが始まりでした。 10種類以上のスパイスを配合し、季節に合わせてブレンドを変える“体にいい”おにみみコーラは、今や知る人ぞ知る奈良土産に。そんな「おにみみコーラ」90ml（クラフトコーラ約6杯分）もお土産にもらえる体験で、シュワっときらめく思い出を作ってください。