麻布十番の上海で、フカヒレそばと点心に魅せられる真昼の贅沢コース

■少量多皿で楽しむ、フカヒレそば付きシグネチャーランチ8品コース 中国語で「十番」という意味をもつ中華料理店「シーファン」が立つのは、その名の通り麻布十番。今回体験するのは、前菜5種盛り合わせに始まり、3種蒸点心（広東焼売・翡翠海老餃子・小籠包）、よだれ大山鶏、焼き小籠包、春巻き、黒酢酢豚、名物麻布そば『上』ハーフ、デザート2種。清の時代、数日間に渡り、100種類以上の料理が提供された中国伝統の「満漢全席」を彷彿とさせる少量多皿スタイルで、様々な料理を贅沢に味わえるのが魅力です。 このコースにはフカヒレ入りの麻布そば『上』が付いており、丼を覆うほど大きなヨシキリザメの胸ビレをツルッと味わうのは何とも贅沢。中華が好きなあの人にご褒美ランチとして贈るのはもちろん、最大20名まで予約可能なので、人数分購入して両家の顔合わせや、家族の記念の会を催すのもおすすめです。（※ご予約上限人数は時期により異なります。店舗に直接お問い合わせください。） ■名物「麻布そば」のちょっといい話 シーファンの新名物と言えば「麻布そば（フカヒレラーメン）」ですが、その発売の裏には東北への熱い想いがありました。2011年の東日本大震災に見舞われながら逞しく復興する三陸、特に気仙沼の人々の姿に感銘を受け、「サメ漁の文化とフカヒレの価値を伝えたい」と何度もフカヒレ加工工場に足を運んだ上でメニュー開発に至ったのです。 一般的に姿煮には尾ビレが使われますが、胸ビレも余すところなく用いるのがシーファン流。コースで登場する麻布そばを食す時は、ぜひ東北へ思いを馳せてください。