35日寝かせた贅沢。日本橋せいとうの熟成和牛ステーキに酔う一夜

■「日本橋せいとう」。そこは、物語のあるレストラン 「生きて日本に帰ったら、日本橋のたもとで会おう」。終戦直後の中国・青島。満洲中央銀行支店長だった城慶次は、部下や家族にこう言って別れました。 その後、彼は米軍に更迭されますが、先に帰国した妻と祖母が、約束通り日本橋で3坪ほどの掘立小屋に看板を掲げます。「青島帰還者救護所」。青島を日本語読みした「せいとう」が誕生した瞬間でした。 城慶次帰国後は「人々に笑顔になってほしい」と無償で珈琲を配り、その後喫茶店へ、やがて現在の原型となるレストランへと変貌を遂げます。そうした70年の物語を持つ店舗が今回の体験の舞台です。 ■柔らかく芳醇な熟成和牛ステーキをメインにしたコース このプランで味わうのは、店こだわりの「熟成和牛」のステーキです。当日にならなければわからない前菜、数々の料理、デザートなどと共に、お客様を笑顔にするのが今回のanatae限定プラン。熟成和牛だけがもたらす感動の味わいと、「あ、次はこんな一皿が来るんだ」という驚きが、特別な夜を彩ります。 ■宮大工の手による上質な空間で、最高のおもてなしを 宮大工が手掛けた上質かつどこか懐かしい空間も魅力の一つ。木の風合いをそのまま感じさせる柱、重厚な梁、ロッジ風の温かみのあるランプ、紅いテーブルマット…。すべてに歴史浪漫が息づく空間で、ゆったりと食事を楽しめます。 テーブル席を始め、2～4名向けの個室や最大30名までの個室もあるので、会社帰りの自分へのご褒美ディナーに、小規模パーティにと使い方は自由自在。誕生日のお祝いやイベントの豪華賞品、人数分購入し、女子会などの会合を開催するのにもぴったりです。