金婚式は何年目?意味やお祝いのアイデア、プレゼント、マナーを解説
金婚式は、結婚50周年を祝う結婚記念日です。金婚式はどうお祝いする?と気になる方に向けて、お祝いのアイデアやプレゼント予算相場などをご紹介します。
結婚50周年を祝う、金婚式。金婚式を迎える両親や親戚に「どうやってお祝いすべき?」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、金婚式がどのような意味を持つ記念日なのか、お祝いのアイデアやおすすめのプレゼント、マナーを解説します。ぜひ、本記事をすてきな金婚式の思い出作りにお役立てください。
金婚式とは?結婚50周年を祝う記念日

「金婚式」とは、結婚50周年をお祝いする結婚記念日の一つです。金婚式にはどのような意味があり、「銀婚式」とはどのような違いがあるのでしょうか。
金婚式の意味・由来
金婚式には、「黄金のような輝きを放つ夫婦」という意味があります。
金婚式の由来にはいくつか説がありますが、中世ヨーロッパで広まったと言われています。特に、中流階級のあいだで結婚記念日を象徴的に特定の素材と結びつけることが一般的でした。
現代のヨーロッパでは、金婚式には玄関に金箔でコーティングされたリースを飾ったり、教会で結婚の誓いを新たにする式を開催したりする伝統があるそうです。
日本でも、銀婚式と金婚式は大きな節目としてお祝いする夫婦が多いです。たとえば、現在の上皇さまご夫妻も2009年(平成21年)にご成婚から50年を迎えられ、茶会を開かれました。
参考:宮内庁
「結婚50周年=金婚式」と呼ばれる理由
金婚式は、結婚生活半世紀を祝うものです。貴金属である金はその特性から、貴重さや純粋さ、そして永続性の象徴とされ、50年間に渡る幸せな結婚生活を表しています。
そのため、長い時を経ても輝きを失わない金にちなんで、結婚50周年を迎える年は金婚式と呼ばれるようになりました。
金婚式と銀婚式の違い
金婚式と銀婚式には、以下のような違いがあります。
銀婚式が結婚25周年であるのに対して、金婚式はその倍の50周年を祝う結婚記念日です。象徴する金属も、より耐久性が高く、銀からより高価な金に変わります。
▼関連ブログ

その他の結婚記念日一覧
金婚式や銀婚式以外にも、さまざまな結婚記念日があります。一覧で見ていきましょう。
金婚式以降にも、55周年のエメラルド婚式、60周年のダイヤモンド婚式、65周年のブルースターサファイア婚式、70周年のプラチナ婚式と続いていきます。日本が長寿傾向にあるとはいえ、金婚式を迎えられる夫婦は多くありません。夫婦でこのような結婚記念日を迎えることができるだけで、幸せなことと言えるでしょう。
金婚式は誰がお祝いする?
金婚式は、子どもや孫、親族、友人が主催してお祝いすることが多いものです。また、親しい同僚がお祝いするケースもあるようです。
もしくは、金婚式を迎える夫婦が主催し、家族や友人を招いて、50年間夫婦として連れ添うことができた感謝を伝える場を設けることもあります。
金婚式はいつお祝いする?
具体的に、金婚式はいつお祝いするのが一般的なのでしょうか。ここでは、結婚記念日の正しい数え方やお祝いするタイミングについて解説します。
結婚記念日の数え方
「結婚記念日って、どうやって数えるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
結婚記念日は、年齢と同じように数えます。
たとえば、2025年6月に結婚した場合、2026年6月の結婚記念日が1年、2027年6月の結婚記念日が2年となります。
金婚式のお祝いのタイミング
金婚式のお祝いはもちろん、結婚記念日当日に行うのがベストでしょう。
しかし、結婚記念日にこだわることなく、ゲストが集合できる日に合わせてお祝いすることが多いようです。たとえば、結婚記念日が平日の場合、その週の週末や、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始など人が集まりやすい日にお祝いを設定することも多いです。
金婚式のお祝いアイデア5選

結婚記念日のなかでも、重要な節目として位置づけられる金婚式。「どうお祝いしたら良いか分からない」という方に向けて、金婚式のお祝いのアイデアを5つ、ご紹介します。

関連ブログ
ランチやディナーに行く
家族や友人と、金婚式のお祝いの食事会を開催するのはいかがでしょうか。
ホテルやレストランのなかには、金婚式のお祝いコースを提供しているところもあります。自宅でのお祝いもすてきですが、場所を変えて、普段より少し豪華なランチやディナーをすることで思い出に残るひとときを過ごせることでしょう。
旅行をする
金婚式は、夫婦で特別な旅に行く絶好の機会です。
新婚当時の気持ちを再び味わうために、ハネムーンで訪れた場所を再び訪れたり、宿泊したホテルに泊まったりするのも良いでしょう。また、温泉旅行でゆっくりするのもすてきな過ごし方です。金婚式プランを提供しているホテルや旅館も増えており、記念撮影や豪華な食事など、金婚式ならではの充実したサービスも期待できます。
記念写真を撮る
金婚式のお祝いとして、フォトスタジオなどで記念写真を撮影するのもおすすめです。
夫婦と、子ども・孫も含めた大切なご家族で集まり、絆を感じる集合写真をカメラに収めれば、あたたかな思い出になるでしょう。
また、食事会などで家族や友人と集まった際の自然な笑顔や和やかな雰囲気をカメラに収めるのもすてきです。その日カメラに収められるすべての瞬間は、きっとあたたかな宝物になるでしょう。
プレゼントを贈る
積み重ねてきた歴史に心からの感謝を込めて、金婚式のプレゼントを贈りませんか。結婚50周年という大きなライフイベントである金婚式には、金婚式に因んだプレゼントを贈るときっと喜ばれるでしょう。具体的なプレゼント内容や予算に関しては、この後詳しくご紹介します。
感謝の手紙・メッセージを贈る
これまでの感謝と敬意を、金婚式のお祝いとして、手紙やメッセージにして伝えてみませんか。遠方に住んでいて会うのが難しい親族には、電報でお祝いのメッセージを送るという方法もあります。普段なかなか伝えることができない感謝の気持ちを手紙にすることで、心に届く贈り物となるでしょう。
金婚式のお祝いの予算相場は?
金婚式には、心に残るお祝いを贈りたいですよね。とはいえ、「プレゼントやご祝儀でお祝いする場合、いくらが相場なんだろう」と疑問に思いませんか。ここでは、プレゼントを贈る場合と、ご祝儀を贈る場合、それぞれの予算相場をご紹介します。
プレゼントの予算相場
金婚式のプレゼントの予算相場は、関係性によって大きく変わります。地域によっても変わってくるようなので、迷ってしまう場合は事前に確認すると良いでしょう。子どもや孫同士で費用を折半して、何か一つ豪華なプレゼントを贈るのも一案です。
ご祝儀の予算相場
金婚式のご祝儀の金額には、結婚式のご祝儀のような明確な決まりは特にありません。
一般的には、関係性や地域の慣習、経済状況などを考慮して、上記の金額を目安にすると良いでしょう。
金婚式におすすめのプレゼント

金婚式を迎えるご夫婦は、すでに70歳を超えていることがほとんどであるため、「どんなものが喜ばれるか分からない」と迷ってしまうかもしれません。ここでは、金婚式におすすめのプレゼントのアイデアを6つ、ご紹介します。
「金」が使われたもの
金婚式には、その名の通り、「金」に因んだ贈り物が良いとされています。
たとえば、ゴールドのアクセサリーや、食卓を彩る金をあしらった上質な食器、小物類などがプレゼントとして最適です。結婚50周年という重みを感じられる金を使った贈り物は、夫婦の長寿と幸せを祝福する気持ちを伝えることができるプレゼントとなるでしょう。
ペアグッズ
夫婦でおそろいで使えるペアグッズは、金婚式のプレゼントにぴったりです。
たとえば、夫婦茶碗や夫婦箸、夫婦湯呑など日常的に使えるアイテムはいかがでしょうか。毎日使うたびに夫婦としてお互いの存在を感じ、二人の絆を深めることができるでしょう。
フラワーギフト
花束やフラワーギフトも、金婚式のお祝いとして喜ばれるアイテムです。特に、金婚式で食事会やパーティーなどお祝いの席で花束を贈ると、その場が一気に華やかになるでしょう。
金婚式のフラワーギフトには、黄色のお花を贈るのが定番です。
黄色いバラや、黄色のガーベラ、夏ならひまわりなどもおすすめです。50年の歩みを祝福して50本の花束を贈れば、お祝いの場を盛り上げる、忘れられないプレゼントとなるでしょう。
雑貨・インテリア
金婚式のプレゼントとして、日常生活で使えるような雑貨やインテリアもおすすめです。
たとえば、時計や、写真を飾るフォトフレームは、結婚50周年を迎える夫婦が生活に取り入れやすいアイテムです。ゴールドの腕時計や置時計、金箔をあしらったフォトフレームなどは、金婚式ならではのすてきなプレゼントになるでしょう。
ご祝儀
「金婚式のプレゼントに何を贈ったら良いか分からない」「好きな物を買ってほしい」などという場合には、ご祝儀を贈るのも良いでしょう。
ご祝儀袋の水引は、蝶結びを選びましょう。表書きは、「寿」や「金婚式御祝」などとします。なお、お祝い事であるため、紙幣は新札を同封するのが望ましいです。
体験ギフト
「一味違うプレゼントがしたい」という方は、体験ギフトを贈るのはいかがでしょうか。体験ギフトとは、形に残るプレゼントではなく、新たな体験やサービスを贈ることのできるギフトのことです。
たとえば、レストランでの食事やホテルでの宿泊、非日常的なアクティビティなど、多様なジャンルから選ぶことができます。夫婦向けのペア体験ギフトもあるため、金婚式のようなお祝いの場面にもぴったりなギフトと言うことができるでしょう。
金婚式に体験ギフトを贈るメリット
特別な金婚式というライフイベントに、なぜ体験ギフトがおすすめなのでしょうか。体験ギフトには、形に残るプレゼントにはない次の3つのメリットがあります。
記念日に残る思い出をプレゼントできる
形に残るプレゼントもすてきですが、体験ギフトでは色褪せない思い出を贈ることができます。物のプレゼントはいつか手放したり、壊れたりすることがあります。しかし体験ギフトが贈るのは、旅行やレストラン、アクティビティなど見たり感じたりといった五感で感じた記憶やいっしょに過ごした時間そのものです。それは、色褪せることのない大切な宝物となるでしょう。
夫婦や家族みんなで一緒に楽しめる
体験ギフトなら、金婚式のようなイベントにも夫婦や家族みんなで一緒にランチやディナー、アクティビティなどが楽しめます。夫婦水入らずで温泉旅行に行くもよし、三世代で会話を楽しみながらレストランで食事を楽しむのもよし。大切な人たちと一緒に過ごす時間こそが、かけがえのない贈り物になるでしょう。
好みや予算に合わせて柔軟に選べる
体験ギフトの魅力は、手が届きやすいものから豪華なものまで、幅広い価格帯やジャンルから選べる多様性にあります。カジュアルに贈れる3,000円未満のランチやデザートギフトから、2万円以上のラグジュアリーな宿泊ギフトやマッサージギフトまで、大切な人を思い浮かべながら予算やジャンルに応じて選ぶことで、きっと喜んでもらえるギフトが見つかるでしょう。
金婚式に人気の体験ギフトランキング
体験ギフトを買ったことがない、という方もいらっしゃるでしょう。ここでは、金婚式のような大きなライフイベントにぴったりな人気の体験ギフトをランキング形式でご紹介します。
1位 [ペア]カタログギフト・レストランペア・ゴールド

金婚式におすすめの体験ギフト1位は、ペアで行けるレストランペアギフト。このカタログギフトでは、イタリアンや寿司、ステーキ、しゃぶしゃぶなど幅広いジャンルからレストランを選んで食事を楽しむことができます。夫婦で普段はなかなか行かないレストランに行き、おいしい食事を味わいながら、新鮮な空間を楽しんでもらえることでしょう。
2位【全国プレミアム露天風呂付き旅館コレクション】ペア宿泊カタログギフト: 掲載数1,000+施設〜

次いでランキング2位は、ペアで泊まれるホテル・旅館宿泊カタログギフトです。このカタログギフトでは、日本全国から厳選した1,000施設以上の露天風呂付き旅館から、お好きな旅館を選び、ペアで宿泊することができます。静岡の海を臨む露天風呂、北海道の雪見温泉、箱根の強羅温泉など、自然を感じながらゆっくりと過ごすことができるホテルや旅館がきっと見つかるでしょう。
3位 ソラマチ30階の「空色」で、スカイツリーの絶景も味わう記念日イタリアン(飲み放題付き)

金婚式におすすめの体験ギフト3位は、東京スカイツリータウン内の東京ソラマチ®30階にあるイタリアンレストラン「空色 solairo」の「記念日ディナープラン」です。「空色 solairo」は2025年7月にオープンしたばかりのスカイリゾートレストラン。地上150メートルから夜景を眺めながら、非日常間のあるリゾートイタリアンを味わうことができます。
スパークリングワインで乾杯し、絶品イタリアンを堪能した後にはアニバーサリーケーキ、食後のカフェまでフルコースで揃っています。まさに金婚式のような結婚記念日にぴったりのギフトです。
4位【ペアで感動】西麻布の女性猟師が作る、至福の夜パフェ付ディナーコース

グルメなお二人におすすめなのが、西麻布のフレンチレストラン・Arcanum(アルカナム)のペアディナーコース。まるで西麻布の隠れ家のようなArcanumは、カウンター席のみの構成で、女性シェフが目の前で料理する様子を楽しみながら食事を堪能できます。
この体験ギフトのディナーコースには全8品が含まれており、猟師でもあるシェフ自らが狩猟したジビエや旬の食材が使われ、季節を感じられる内容です。夜のフルーツパフェ付きで、記念日に最適な食事と贅沢な時間を楽しむことができるでしょう。
5位【東京豊洲 万葉倶楽部】ペア宿泊ギフト [朝食ビュッフェ付き]

「ゆっくり疲れを癒してほしい」という方には、豊洲の万葉倶楽部でのペア宿泊体験ギフトはいかがでしょうか。豊洲の万葉俱楽部は湯河原・箱根から毎日直送される天然温泉を備えた本格温泉ホテルです。東京湾を望む露天風呂やサウナ、大浴場、岩盤浴、多様なマッサージなどで癒しの時間を過ごすことができます。この体験ギフトはうれしい朝食ビュッフェ付きで、チェックアウト後にはお台場などの観光スポットを巡るのも良いでしょう。
金婚式には、すてきな体験をプレゼントしませんか?
金婚式の贈り物に関するマナー

結婚50周年という大きな節目である金婚式は、特別な意味を持つ慶事の一つです。そのため、敬意を表してしっかりとマナーを守ってお祝いしたいもの。ここでは、金婚式のプレゼントを渡す際に気を付けたいマナーをご紹介します。
熨斗の種類・書き方
金婚式のようなフォーマルなお祝いの際、プレゼントやご祝儀には熨斗(のし)をかけるのが望ましいです。熨斗やご祝儀袋の種類、表書きは失礼にならないように、以下のポイントに気を付けましょう。
<熨斗>
<ご祝儀袋>
ご祝儀を贈る場合に特に気を付けたいのが、新札を包むということです。
新札とは、ピン札とは異なり、紙幣が発行されてから未使用のお札を指します。新札は銀行や郵便局の窓口や両替機で入手できるため、事前に用意しておくようにしましょう。
金婚式で避けた方が良いプレゼント
金婚式のような結婚記念日には共通して、避けるべき贈り物があります。
- 櫛(くし):「苦」「死」を連想させるため、縁起が悪いとされています。
- はさみ・包丁など:「縁が切れる」ことを連想させるため、慶事には不向きです。
- ハンカチ:「手布(てぎれ)」とも言うことから、離別を連想させてしまいます。特に、白いハンカチはお葬式を連想させるため、タブーとされています。
金婚式のお祝いメッセージ文例集
金婚式のプレゼントを贈る際、メッセージカードを添えるとさらにあたたかな気持ちを伝えられるでしょう。なかには、電報を送るという場合もあるでしょう。メッセージカードや電報を送る機会が少なくなった近年、何を書いたら良いか分からないという方も多いかもしれません。ここでは、相手別のメッセージの例をご紹介するので、参考にしてください。
夫婦間で贈るメッセージ
- 結婚50周年、心からおめでとう。50年間、山あり谷ありの道のりだったけれど、こうして二人で健康にこの日を迎えられて、本当に幸せです。これからもお互いに健康に気を付けて、元気に過ごしていきましょう。
- 半世紀も辛抱強く、隣にいてくれて感謝しています。若い頃とは違う、この穏やかな時間がかけがえのない宝物です。どうか無理せず、これからも共に季節の移り変わりを楽しんでいきましょう。
子どもから両親へのメッセージ
お父さん、お母さん、金婚式おめでとう。二人が人生の大きな節目を健康で迎えられたこと、心より嬉しく思っています。二人の築いてきたあたたかい家庭は私の目標です。いつまでも仲良く、穏やかな日々を送ってください。
結婚50周年、おめでとう!いつも私たちのことをあたたかく見守ってくれて、ありがとう。くれぐれも身体に気を付けて、これからは趣味や旅行など、夫婦の時間を存分に楽しんでください。また次の記念日も、家族みんなでお祝いさせてくださいね。
孫から祖父母へのメッセージ
おじいちゃん、おばあちゃん、金婚式おめでとう。50年間も寄り添い続けてきた二人を心から尊敬しています。いつも優しく迎えてくれてありがとう。これからも健康第一で、元気に過ごしてください。また遊びに行きます。
結婚50周年、おめでとうございます。お二人の仲睦まじい姿を見るのが、私の喜びです。これからも身体に気を付けて、二人で楽しい思い出を作ってください。
知人・同僚など家族以外の方へのメッセージ
ご結婚50周年、誠におめでとうございます。半世紀という尊い節目を迎えられたお慶びを、私も心から嬉しく思っております。季節の変わり目にはくれぐれもご自愛いただき、これからもご夫婦仲良く、穏やかな日々をお過ごしください。
この度、金婚式を迎えられましたこと、心からお祝い申し上げます。50年という長い年月を共に歩んでこられたお二人は、一言では語りつくせない強い絆で結ばれていることと拝察します。お二人の益々のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
よくある質問
金婚式の次は何婚式?
金婚式(結婚50周年)の次は、結婚55周年の「エメラルド婚式」、60周年の「ダイヤモンド婚式」と続きます。特に、結婚60周年を祝うダイヤモンド婚式は、長寿と夫婦の絆を象徴する記念日であり、2019年(平成31年)には当時の天皇・皇后両陛下の祝賀会が開催されました。
この人生での大きな節目には、これまでの夫婦の歩みや長寿に感謝して、お子様やお孫様が中心となってご夫婦の体調を最優先にした心のこもったお祝いを企画しましょう。
金婚式のお祝いは誰を招待する?
金婚式のお祝いの形式は、夫婦二人だけの会食から、子ども・孫・親戚・親しい友人を招く盛大な祝宴まで、さまざまです。一番重要なのは、ご夫婦が望むスタイルを尊重すること。記念の会食や旅行など、形式や予算は夫婦や家族の状況に合わせて、50年の感謝の気持ちを形にする温かい時間を贈りましょう。
義両親の金婚式のお祝いで気を付けることは?
義両親の金婚式のお祝いは、ご夫婦本人の意向を最優先することが大切です。
なかには、盛大なお祝いが好まれないケースもあります。あらかじめ、ご夫婦の希望を確認しておくと良いでしょう。また、贈り物は義両親に心理的な負担をかけないものを選ぶようにし、招待するご家族や友人たちとの調整を行うなど、細やかな配慮を心がけましょう。
金婚式はご夫婦の体調を最優先に、心のこもったお祝いにしよう
金婚式を迎える夫婦は、20歳代で結婚していれば70歳以上、30歳代で結婚していれば80歳以上になられている方もいらっしゃいます。夫婦のこれまでの歩みや、健康で金婚式が迎えられたことに感謝して、お祝いする際にはご夫婦の体調や希望を最優先に、心のこもったお祝いをしたいですね。
金婚式のお祝いでは、家族や友人などと過ごす時間こそが、大切な思い出になるでしょう。心を込めたプレゼントを添えて、あたたかい時間をお過ごしください。
anataeの体験ギフトで、感動の時間を贈りませんか?